Subject:
詩篇21篇 神との関係
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2004/02/12 12:16
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

聖書のストーリーの中で神様との関係について書かれている箇所を探しました。

詩篇21篇では、神様との関係が強調されていました。王と神様の信頼関係について
書かれています。それで、聖書の中で、神様との関係について書かれている所を見ま
した。

●怒り、死

死は神様との関係を引き離す、一番のものです。死ぬときにいたい、苦しいと言うこ
ともありますが、その中でも、一番の問題は、神様との関係がなくなってしまうと言
うことです。神様との関係がなくなってしまうことが一番の問題なのです。

私たちが怒られているときに、お父さんとお母さんの近くにいることが出来なくなり
ます。逃げたくなり、隠れたくなります。しかし、怒られているのは、隠れている所
からつれてくるために、怒られているのです。怒られているときの問題は、関係が悪
くなってしまうと言うことです。しかし、私たちはその関係が良くなるように努力し
なければなりません。これは、神様との関係ではありませんが、関係についての大切
なポイントであります。

●アダム

このストーリーは神様との関係を良く表しています。アダムは神様から、取って食べ
てはいけないと言われた、善悪の知識の木から取って食べてしまいました。それで、
彼らはそよ風の吹くころに、園を歩き回られる主の声を聞いたときに、隠れてしまい
ました。

アダムは、善悪の知識の木を食べたときに、ある意味で、死にました。しかし、ある
意味で死にませんでした。神様はアダムとエバにその罰として、彼らをエデンの園か
ら追い出しました。

このようになることで、神様との関係が悪くなってしまったのと同じように、もっ
と、関係が離れてしまうようになりました。最初に神様が創造されたエデンの園の状
態では、神様との契約関係がありました。しかし、そのエデンの園の状態ではなく
なってしまって、関係が離れてしまうようになったのです。

●キリスト

キリストの十字架上での、一番の苦しみは、いたい、苦しいと言うことではなくて、
神様との関係が話されていると言うことです。

来週の詩篇である詩篇22篇を見れば分かります。この詩篇は、十字架上でささげら
れた祈りです。ここで言われているように、神様が見捨てていて、遠く離れていると
言うことが一番の苦しみなのです。

わたしたちのうちだれが、怒りの杯を飲むことが出来るのでしょうか。だれも出来ま
せん。キリストが私たちに対する愛のために、神様との関係も捨てて、御父からの怒
りの杯を飲んでくださったのです。

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