Subject:
詩篇22篇の構造と問い
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2004/02/16 10:43
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇22篇の構造と問いを考えました。

【テーマ】
・わが神。どうしてわたしをお見捨てになったのですか
・遠く離れないでください
・わたしを救ってください
・先祖は主に信頼して助けられた
・敵はわたしをあざける
・犬、獅子がわたしを引き裂く
・わたしは主の御名を兄弟たちの中で語る
・国々の民は主を賛美し、ひれ伏す
・次の世代も主に仕える

【構造】
1-21節 
 1節 わが神。わたしを見捨てて遠く離れないでください
 2節 私は呼んでも答えられない
 3-5節 先祖たちは主に信頼して助けられた
 6-8節 民はわたしをあざけり、さげすむ
 9-10節 母の胎にいるときから私の神です
 11-15節 どうか遠く離れないでください
 16-18節 犬どもがわたしを引き裂いた
 19-21節 たましいを犬、獅子、野牛から救って

22-31節 
 22-23節 イスラエルのすえが主を賛美する
 24節 主は叫びに答えてくださった
 25-26節 大会衆の中での賛美
 27-29節 国々の民は主の御前に伏し拝む
 30-31節 次の世代も主に仕える

【問い】

Q1. なぜ1-21節と22-31節で話が急に変わるのか?

Q2. 3節の意味がよく分からない。主が答えられないという話のつながりは何か?

Q3. おのれのいのちを保つことが出来ない人とはどのような人のことか?

【100文字文】

主は私をお見捨てになって、助けてくださらない。そして、雄牛、犬どもがわたしを
攻撃してきて、わたしは死にそうになっている。しかし、わたしは主の御名を賛美
し、国々に告げ知らせる。

【大切な節】
・30-31節 子孫たちも主に仕え、主のことが、次の世代に語り告げられよう。

彼らは来て、主のなされた義を、生まれてくる民に告げ知らせよう。

【3キーワード】
・見捨てる
・救い
・賛美

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