Subject:
;) 詩篇22篇の構造と問い :)
From:
Date:
2004/02/16 10:53
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

+ちゃんくんです。

詩篇22篇の構造と問いを考えました。

■テーマ

・私が呼んでも主は答えられなかった
・主は私を助け出される
・獅子は私を取り囲んだ
・彼らは主の御名を賛美する

■構造

A 1-2 主は答えられなかった
3-5 確信1(主は助け出される)
  B 6-8 彼らは言葉でばかにする
9-10 確信2(主は私の神)
    C 11-21 主よ遠く離れないでください

22-31 1-21節の応答

A 22-24 主は私の叫びを聞いてくださった(1-2節)
  B 25-26 彼らは主を賛美する(6-8節)
    C 27-31 主は帰ってくる(11-21節)

■構造の説明

全体の構造は二つにわかれている。
前半は1-21節、後半22-31節である。
1-21節は詩人の問題について書かれている。
22-31節はそれに対する応答である。

A1-2節は後半のA22-24節で答えられている。
B6-8節は後半のB25-26節で解決している。
C11-21節は後半のC27-31で解決している。

3-5節と9-10節にはけれども、しかしということばが入っているので、
それをわけて、詩人の確信として考えた。
6節のしかしは違う意味のしかしである。

■問い

・バシャンの強いものとは何か?
・6節の私は人間ではありませんとは何か?

■キーワード

・答え(帰る⇔遠く離れている)
・賛美
・助け

■説明文

わが神、わが神、どうして私をお見捨てになるのですか。
どうか、私の叫びの声を聞いてください。
あなたは永遠のむかしから、私が生まれる前からの主です。

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