Subject: 詩篇22篇 研究のための下ごしらえ(ケイヤ) |
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Date: 2004/02/17 8:26 |
To: <saiwainet@yahoogroups.jp> |
こんにちは、+KeiyaKannoです。
●構造
1-21 救いの祈り
A 1-5 私を救ってください。救いの確信(先祖は助けられた)
B 6 私は人間ではない(小さい)
C 7-8 敵の言葉による攻撃
X 救いの確信(主は小さい時から導いている)
C 9-13 敵の獣のような攻撃
B 14-18 私は攻撃されている(弱い)
A 19-21 私を救ってください。救いの確信(答えてくださいます)
22-31 救いの賛美
A 22-23 会衆と共に賛美する
B 24 なぜなら、主は聞いてくださった
A 25-28 全世界は賛美する
B 24 なぜなら、主は王である
A 29-31 子孫も永遠に主を賛美する
●問い
・なぜ、詩人は主によって見捨てられ、祈りが聞かれていないように見えるのか?
●気が付いたこと
・20篇、21篇と同じように王のテーマがでてくるが、この詩篇では主が王であるとい
うことが言われている。
・この詩篇は主イエス・キリストが引用した箇所や、はっきりとしたつながりを持つ
箇所があることで有名である。引用した箇所は1aで、成就された箇所は7-8, 18であ
る。これは主イエス・キリストによって成就されたという事はもちろん言えるが、詩
人が苦しみの中にいる時の祈りなので、彼はこのような状態の中で祈っている。
・この詩篇には数々の特徴があり、これは22篇までにはでてこなかったか、あまり強
調されていなかった。
悪者を獣として例える
具体的に苦しいということを告白する
自分が救われた時に会衆とともに賛美する
これらの他にもいろいろ特徴が考えられる。
●研究課題
・20篇からのつながりを考える
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