Subject:
詩篇23篇 羊飼いの箇所
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2004/03/03 11:38
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇23篇が羊飼いの詩篇であったので、羊飼いについて書かれているキリストの説教
を見ました。

●マタイによる福音書18章、ルカによる福音書15章:

ここは、キリストがつまずきを与えることのないように、また、小さいものを見下げ
たりしないようにと言って警告している。それは、キリストは小さい者たちをも救わ
れるからである。

それで弟子たちに、100匹の羊のたとえを話された。だれかが、100匹の羊を
持っていて、その中の1匹が迷い出たら、羊飼いは99匹を山に残して、迷った1匹
を探します。彼は、99匹の羊以上に、その1匹を喜ぶ。

このように、天の父は、小さいもののひとりでも滅びることをお求めになりません。
ひとりの罪人が悔い改めるなら、悔い改めるに必要のない99人の正しい人にまさる
喜びがあります。

●マタイによる福音書25章:

人の子が、栄光を帯びて、御使いたちを伴ってくるとき、人の子は栄光の位につき、
すべての民が集められます。彼は、羊飼いが羊とやぎを分けるように彼らを分けま
す。

羊たちは右にいて、天の父に祝福された人々、御国を継ぐ者たちである。彼らは、食
べ物を与え、飲み物を与え、宿を貸し、着るものを与え、見舞い、尋ねた者たちであ
る。

しかし、やぎたちは左にいて、呪われた者たち、悪魔と使いたちに用意された永遠の
火に入る者たちである。彼らは、食べ物を与えず、飲ませず、泊まらせず、着るもの
を与えず、尋ねなかった。

羊たち(正しい人たち)は永遠のいのちに入り、山羊たち(悪者たち)は永遠の刑罰
にはいる。

●マルコによる福音書6,8章:

キリストについてくる多くの人々は、弟子たちとキリストが舟に乗って違う所へ行か
れたのを見て、追いかけていった。すると、キリストは、彼らが羊飼いのいない羊の
ようであるのをあわれんで、教えられた。

時刻が遅くなったので彼らを帰らせようとするが、キリストは彼らに食べ物を与える
ように言う。

キリストは5000人の男たちを、草の上に座らせ(緑の牧場に伏させ)、彼らに食
べ物を与えた。それで、彼らは満腹した(乏しくなくなった、飽和状態になった)。

●ヨハネによる福音書1章29,36節、ヘブル人への手紙13章20節:

ヨハネによる福音書では、キリストが世の罪を取り除く神の小羊であると、ヨハネは
言った。この箇所では、キリストが「神の小羊」であると言っている。

この箇所では、特にキリストが羊飼いについて説教しているわけではない。

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