Subject:
詩篇23篇 羊飼いの箇所
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2004/03/04 11:13
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇23篇が羊飼いの詩篇であったので、羊飼いについて書かれている旧約聖書の箇
所、キリストの説教を見ました。

●ヨハネによる福音書10章:

この箇所は、良い羊の牧者について書かれている有名な箇所の一つである。10章の中
には、羊ということば<4263>が13回も出てくる。

・羊の囲いに門から入らないで乗り越えてくるもの = 盗人 強盗
・門から囲いに入るもの = 羊の牧者

キリストは羊の門で、彼の前に来たものはみな、盗人で強盗である。キリストを通っ
てはいるものはみな救われ、平安になり、牧草(食べ物)を見つける。

盗人、強盗が来る目的は、盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするためです。しかし、
キリストが来られた目的は羊がいのちを得、豊かになる(満ち足りる)ためです。

キリストはよい牧者で、彼は羊のために命を捨てる。牧者でなく雇い人は、オオカミ
(悪者)が来ると、羊を置き去りにしてしまいます。すると、羊は奪われ、散らされ
てしまうのです。

しかし、良い牧者は、自分の羊のことをよくわきまえます。そして、羊のために命を
捨てるのです。

詩篇23篇で言われているように、門であるキリストを通ってはいるものには、「平
安」が与えられ、「牧草(食べ物」が与えられると書かれています。

詩篇23篇では、主の家に住まうものには、平安、恵みが与えられ、食べ物、飲み物
も豊かに与えられると言っています。主の家に住まう = 主がわたし(羊)の牧者
であることを認める

●創世記4章:

聖書の中で一番最初に出てくる羊飼いは、「アベル」です。彼は羊を飼うものとな
り、彼の兄であるカインは土を耕すものとなったのです。

ある時期になって、カイン八の作物から主へのささげものを持ってきました。しか
し、アベルは彼の羊の初子の中から、「最良」のものを持ってきました。主は彼のさ
さげ物に目を留められました。

●いけにえの中で使われる羊:

羊と言ったときに、いけにえに使われると言うことを忘れてはならない。羊<06629>
と言うヘブル語の番号は、旧約聖書の中で247回出てくる。

創世記 = 52回
出エジプト記 = 14回
レビ記 = 9回
民数記 = 12回
申命記 = 16回

モーセ五書の中で、一番、羊<06629>と言うヘブル語の番号が使われているのは、創
世記である。二番目が申命記で、三番目が出エジプト記で、四番目が民数記で、最後
がレビ記である。

いけにえの時に使われるのは、「雄羊」、「雌羊」、「小羊」といろいろな言い方が
あるから、それはまた違う番号のようである。

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