こんにちは。菅野みくにです。

詩篇２５篇の中を良く見て分かること、構造を通して分かることを書き出しました。

・詩篇２５篇の構造

A 1-3節　たましいは主に信頼：恥を見ないように

　B 4-5節　道を教える

　　C 6-7節　あわれみ

　B 8-10節　道を教える

　　C 11節　あわれみ

　B 12-14節　道を教える

　　C 15-18節　あわれみ

A 19-21節　主に身を避ける：恥を見ないように

おまけ　22節　イスラエルを贖いだしてください

詩篇２５篇の構造はこのようになっている。最初と最後のAは、主に信頼、身を避け
るので恥を見ないようにと言っている。Bでは、主が道を教えて下さると言うことに
ついて話している。Cでは、主のあわれみによって罪を赦して下さいと言っているの
で、「あわれみ」と言うことになる。

主が罪を赦して下さるのは主のあわれみによるのである。この詩篇には、恵み、いつ
くしみ、あわれみ、正しい、真理、契約というような関連している、大切なキーワー
ドがたくさん出てくる。

構造を見ると、詩篇２５篇で大切なテーマが３つあることが分かる。それは、「主に
信頼するので恥を見ないように」、「道を教える」、「あわれみによって罪を赦して
下さる」という３つである。

・主に信頼するので恥を見ないように　(1-3,19-21節)
・主は私に道を教えて下さる　(4-5,8-10,12-14節)
・主のあわれみによって私を赦して下さい　(6-7,11,15-18節)

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