Subject:
詩篇25篇 アルファベットの詩篇
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2004/03/17 11:44
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇25篇は、アルファベットの詩篇で、はいっている所と、はいっていない所があ
ります。同じように、アルファベットの詩篇ではいっている所と、はいっていない所
がある箇所を見たら、詩篇34篇でした。そこは似ていたので比べてみました。

・この詩篇は、詩篇25篇と違って、解決している。苦しみから、救われ、叫んだと
きに聞かれている。そして、主を賛美している。しかし、詩篇25篇はまだ、解決し
ているようには思えない。

・詩篇25篇と詩篇34篇には同じような、テーマ、キーワードがある。たとえば、
誇る、貧しい者、御名、苦しみ、悩み、主を恐れる者である。

・また、同じテーマで大切なのは、詩篇25篇では、恥をかいているのが、詩篇34
篇では、反対である誇りに変わっている。

・おもしろいのは、詩篇25篇では、私という言い方になっていて、詩篇34篇で
は、貧しい者、彼ら、悩むもの、主を恐れる者、子たちという言い方になっている。

・詩篇25篇の22節では、「神よ。イスラエルをそのすべての苦しみから贖いだし
て下さい」と言っているが、詩篇34編の22節では、「主はしもべのたましいを贖
い出される」と言っている。

・詩篇25篇の15-18節で、詩人は、主に、御顔を向けて、私をあわれんで下さ
いと言っているが、詩篇34篇の15節では、主の目は正しい者に向かっていると書
いてある。25篇で、ひとりになっているが、詩篇34篇では、「正しい者」という
言い方になっている。

・詩篇34篇に書かれている、大切なテーマの一つである、主はすべての苦しみから
救われたというのは、7回出てくる。4節、6節、7節、17節、18節、19節、
22節。

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