Subject:
詩篇25篇 信頼と恥の関係
From:
Miwaza Kanno
Date:
2004/03/17 12:29
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

みーちゃんです。

詩篇25篇を分析してみました。

■4節:

主よ。あなたの道を私に知らせ、
あなたの小道を私に教えてください。

8節 → 罪人に道を教える
9節 → 貧しい者に道を教える
10節 → 主の小道は恵みとまことである
12節 → 主を恐れる人に道を教える

この節は神様の道について書かれていますが、小道がどのようなものであるかは、詳しくは書かれていません。しかし、この節では詩人が神様の道、小道を知る事を求めていることがわかります。詩人が求めている神様の小道とは、詳しく言うと恵みとまことであることが、25篇の10節を読むとわかります。いつくしみ深い神は、ご自分の道を罪人、貧しい者や悩む者にも示されます。

■5節:

あなたの真理のうちに私を導き、
私を教えてください。
あなたこそ、私の救いの神。
私は、あなたを一日中待ち望んでいるのです。

3節 → 主を待ち望む者は恥を見ない

詩人はどのように神様の道に導いてもらいたいのでしょうか?彼は、神様の真理のうちにその道に導いてほしいのです。なぜ、これまでも詩人は神様に対して道を教えてくれる事を、求めているのか、それは、彼が神様が救いの神であることを知っているからです。この救いの神は詩人を、敵の恥から救い、苦しみからあがないだしてくださる方なのです。それだけではなく、神様は詩人の罪をも許してくださるのです。それをも、詩人は求めています。

■6節:

主よ。あなたのあわれみと恵みを
覚えていてください。
それらはとこしえからあったのですから。

7節 → 覚えていないでください。

この節は7節とつながっています。6節で詩人は神様に向かって、ご自分の恵みとあわれみを覚えていてくださるようにと、願っているのです。詩人はその理由として、神様の恵みと哀れみが昔からあったと言っています。先ほど言ったように、6節は7節と平行しています。6節には神様に覚えていてください、と書いてあり、7節には自分の背きの罪を覚えていないでくださいと言っています。神様は哀れみ深い方なので、私たちの背きの罪を覚えることはされないということでつながっています。

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