Subject:
詩篇25篇 戦い(将)
From:
"Shou Itou" <shou_itou@parkcity.ne.jp>
Date:
2004/03/17 22:18
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは、+イトウショウです。

25篇は1-3節と19-21節に誉れvs恥(=真理vs偽り)の戦いがあるということが書かれ
ているので、その戦いに関係ある4-18節について見ました。

この4-18節は戦いに関して次のように考えることが出来る。

1)4-18節は戦いの内容について
2)4-18節は戦いの仕方について
3)4-18節は21節に書かれている、誠実と正しさについて

1)4-18節は戦いの内容について

この意味でこの4-18節を考える時、戦いの内容というのは、恥やそむきの罪、裏切り
との戦いであることがわかる。そして、詩人は戦いに際して主の憐れみや罪の赦しを
求めている。

2)4-18節は戦いの仕方について

上記で戦いの内容について述べたが、それは罪との戦いというものであった。そこ
で、詩人は罪と戦うために、主に道を教えるように祈った。道を教えるとは、基準を
求めるということである。そして、罪の赦しも求めている。詩人が主を恐れているこ
とは明白である。主を恐れる者は、主から道を教えられ、主がいつも共にいてくださ
る。そして、その者は主に信頼する。

3)4-18節は21節に書かれている、誠実と正しさについて

この箇所での詩人の誠実さとは、恥に屈しないで主に信頼し続けていることである。
恥というのは、自分の思っていることと反対のことを指摘されたり、信じているもの
を馬鹿にされた時などに起こる。普通の人はキリスト教の信仰を恥じと思い、表に出
さない。しかし、パウロが述べているように、福音は恥とはならず、キリストにある
誉れになるのである。

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   Shou Itou
   mailto:shou_itou@parkcity.ne.jp
   God Bless You All
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