Subject:
詩篇25篇 御名のゆえに(ケイヤ)
From:
Date:
2004/03/18 11:21
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは、+KeiyaKannoです。

今日の詩篇研究で構造は

A 1-5 主を信じて、待ち望んでいるので、恥を見させず、道を教えてください
    B 6-7 罪ではなく、私を覚えてください
        C 8-10 主の恵みのゆえに
            X 11 御名のゆえに咎を赦してください
        C 12-14 私が主を恐れるゆえに
    B 15-18 罪ではなく、私を見てください
A 19-21 主を待ち望んでいるので、主を憎む者が恥を見るように
            X 22 イスラエルの贖い

になっているというように考えた。

この構造では11節が最も大切な中心の箇所であるということになる。そこで詩人は自
分の咎を赦してくださいと願っているが、詩人は「神の御名」を赦してもらえる理由
にしている。この言い方は何度も聖書の中にでてくるので、それらの箇所を見てこの
詩篇との関連性を考えました。

●ヨシュア記7:9

モーセのあとをついでイスラエルを導いていたヨシュアは主によって敵に勝利し、彼
らを聖絶していたが、彼らのうちのアカンは聖絶するべきものの中から宝を盗んだ。
それで主は人々がアイと戦っていた時に彼らのうちの幾人かを殺された。それでヨ
シュアは祈り、主の御名が汚されるようなことがあってはならないと祈る。そうする
と主はさばきを招いている悪者がアカンであるということを教えられたので、ヨシュ
アたちは彼をさばく。

●第1サムエル記12:22

サムエルはイスラエルに王を与えたあと、ギルガルで彼らに対して話をする。彼は主
がエジプトから民を連れ出してくださったことから始めて、士師の時代などについて
の歴史を短く語る。イスラエルはずっと罪を犯してきていたので、サムエルはそれを
指摘すると民は悔い改める。それで彼は主が民を御名のために捨てないということを
言う。そして23節で何が正しい道なのかを教え始める。

●詩篇23:3

この詩篇で主は羊飼いと言われている。羊飼いは主に2つのことをする。1つは羊の前
に立って導くこと、そしてもう1つは敵と戦うことである。主は御名のためにご自分
の羊を義の道に導くと同時に、悪者をさばいてその敵を守ってくださるのである。

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