Subject: 詩篇27篇 構造(ケイヤ) |
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Date: 2004/03/30 11:19 |
To: <saiwainet@yahoogroups.jp> |
こんにちは、+KeiyaKannoです。
詩篇27篇の構造をもう一度考え直したあと、3年前のホワイトボードを見て、「ムレ
ファミリー説」と比べました。
●構造
A 1 主はとりでであり、光であるので、恐れない
B 2-3 敵は攻撃してきたが滅びたので、恐れない
C 4-5 主の家に住み、そこで主を見たい
D 6 賛美をして、いけにえを捧げる
D 7 祈りを聞いてください
C 7-9 御顔を隠して、見捨てるのではなく、見せてください
B 11-12 敵は攻撃しているので、道を教えてください
A 13-14 生ける者の地で主の善を見ることを待ち望む
●自分の構造についてのまとめ
少々、強引にはなったが、キアスマスの構造にしてみた。この構造で一番無理がある
のは、最初と最後の対比と、真ん中の2つである。
主がおられるので、恐れないということと主を待ち望むということは強引にはつなげ
られるが、はっきりとつながっているようには見えない。
真ん中の2箇所では「賛美する」ということと「主に祈るということ」は似ていると
いうように考えたが、7節は後半の始まりだと考えるとこの対比の仕方は良くないよ
うに見える。
この構造で明らかになるのは詩篇27篇では主のおられる場所が全体を通して流れてい
るテーマであるという点である。詩人が恐れなくてよく、敵から守られていて、神と
一緒にいることができるのは主と共に住むことができているからである。このように
考えると4節の詩人のただ一つの願いが目立つことになるので、良いと思う。
●「ムレファミリー説」を見て気が付いたこと
・最初と最後にいのちというテーマがあることには気が付いていなかった。
・なぜ、恐れないということと道を教えるということをあえてつなげたのか?なぜ、
主の家に住むということではないのか?
・5節と6節を一緒にするということには少し無理があるように見える。
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+KeiyaKanno
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