Subject:
詩篇27篇 「強くあれ。雄々しくあれ。」
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2004/03/31 11:49
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇27篇の14節に出てくる、「強くあれ。雄々しくあれ。」ということについてまと
めました。

■大切な箇所:

・申命記31:6-7(×2)
・申命記31:23
・ヨシュア記1:6-7(×2)
・ヨシュア記1:9
・ヨシュア記1:18
・ヨシュア記10:25
・第一歴代誌22:13
・第一歴代誌28:20
・第二歴代誌32:7
・詩篇27:14
・詩篇31:24
・(マタイによる福音書28:18-20)

聖書の中で、「強くあれ。雄々しくあれ。」という言い方は、全部で13回出てくる。

■「強くあれ。雄々しくあれ。」

一番最初にこの言い方が出てくるのは申命記31章の6節です。そこでは、モーセがイ
スラエル人に向かっていったことばである。大切なポイントが4つ出てくる。強くあ
れ、雄々しくあれ、恐れてはならない、見捨てないという4つである。同じ31章の23
節でも「強くあれ。雄々しくあれ。」とモーセはヨシュアにいっている。

次の箇所はヨシュア記である。ヨシュア記の1章には、全部で4回も「強くあれ。雄々
しくあれ。」という言い方が出てくる。そこの箇所では、神様がヨシュアにおおせら
れたのが3回と、民がヨシュアに言ったのが1回かかれている。新しい時代が始まると
き、新しい地に入るときに、「強くあれ。雄々しくあれ。」という励ましの言葉があ
る。ヨシュア記の10章の25にも同じ言い方が出てくる。ヨシュアと民が異邦人の王た
ちと戦うときに民を励ました言葉である。

新しい時代の、新しいヨシュアも、同じように弟子たちを励ました。それは、マタイ
による福音書28:18-20に出てくる。

第一、第二歴代誌には何回か、「強くあれ。雄々しくあれ。」という言い方が出てく
る。第一歴22章の13節では、ダビデがソロモンが主の宮を立てるために、多くのもの
を準備し、ソロモンを励まして、この言葉を言った。第一歴28:20で、ダビデは死ぬ
前に、ソロモンのために準備をし、彼を励まして、主が共におられるので見放されな
いといった。もう一つの箇所は、第二歴32:7にある。そこで、ヒゼキヤは民がアッ
シリヤの王を恐れることがないように彼らを励ました。

詩篇には全部で二回出てくる。一つは詩篇27:14に出てきて、もう一つは詩篇31:24
に出てくる。両方の詩篇には似ているテーマがたくさん出てくる。

■まとめ:

「強くあれ。雄々しくあれ。
彼らを恐れてはならない。おののいてはならない。
あなたの神、主ご自身が、あなたとともに進まれるからだ。
主はあなたを見放さず、あなたを見捨てない。」 申命記31:6

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