Subject:
詩篇28篇 構造の比較
From:
Miwaza Kanno
Date:
2004/04/06 12:23
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

みーちゃんです。

昔の構造と今の構造を比較してみました。

1A    向
1B    共×

2    向
3    共×

4-5    悪業→報い

6    聞
7    賛美+私の力
8-9    祈り+民の力

この昔の構造は、キアスマスとして詩篇28篇を考えている、というよりも、どんどんことが発展しているというように考えているようです。私は、詩篇28篇の構造がキアスマになっていて、その上で発展的な構造であると思います。また、昔の構造では、悪者の業が強調され、神様のみわざについてが強調されていません。私は、もし4-5節というふうに分けるならば、その中を2つに分けて”手のしわざ”と”御手のみわざ”を対比します。

1    穴ー1
2-3A 穴ー2

    3B-5 手のしわざ(神なしの)と御手のわざ
    6-8 私の力(神からの) 彼らの力(神からの)

9 携えて行って

3B-8節にでてくる、敵の手のしわざについて、また、神様の御手のみわざについて、また、私たちに与えられた力についてみる時に、敵は神なしの力を持っている、つまり、力は全然ないと言うこと、私たちは自力では何もできないが、神様が力を与えてくださったということが分かります。このように、力についてまとめると、神様の御手のみわざの完全さがはっきりしてきます。

--------------------------------------
 :: Miwaza Kanno ::
    miwaza@miwaza.com
 http://miwaza.com
 God be with you :)
--------------------------------------