Subject:
詩篇28篇 対比
From:
"Shou Itou" <shou_itou@parkcity.ne.jp>
Date:
2004/04/06 20:04
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは、+イトウショウです。

詩篇28篇の詩人と悪者について対比しました。

●前半(1-5節)

 前半の詩人は救われていない。それで、詩人は主に祈っている。逆に、悪者が繁栄
していることがわかる。繁栄して堕落してしまっているので、主の御業を悟らない。
 3節にある「その心には悪がある」という悪は、5節にある「主の御業を悟らない」
ことであると思われる。そうすると、それに対する報いはやはり5節の「主は彼らを
建て直すことはない」ということになる。
 詩人は当然のことながらへりくだっている。それに対して、悪者は隣人を自分のよ
うに愛さないで、騙している。

●後半(6-8節)

 後半では、詩人が救われたことは主題である。前半で、主に願いの声を聞くように
祈っていた詩人だが、後半ではその願いの声を聞かれたということが書かれている。
 後半の詩人は、主への信頼の報いとして救いが与えられたということを言ってい
る。これは前にも行ったように、悪者とは全くの正反対である。
 詩人は前後半両方で、主が守る方であるということを告白している。前半ではそれ
が「岩」という言葉で表されており、後半では「救いの砦」である。

●番外(9節)

 この節で、ダビデは民のために祈っているが、それは何故か。私的な解釈として
は、これはダビデが王として民のために行っているということである。

---------------------------------------------
   Shou Itou
   mailto:shou_itou@parkcity.ne.jp
   May The Lord Be With You!!
---------------------------------------------