Subject:
詩篇28篇 報い
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2004/04/07 11:56
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

今日の聖書研究で学んだ、「報い」についてのまとめをしました。

4月7日の通読箇所は、伝道者の7-8章で、特に8章には、詩篇28篇と同じよう
なことが書かれている。

まず14節を見ると、報いの話しについて書かれているのが分かる。悪者の行いに対
する報いは、悪者に与えられるべきだが、正しい者が受けている。しかし、正しい者
の行いに対する報いが悪者に与えられることがある。報いがないと言うことはむなし
いということである。

では、むなしいことの解決は何なのか。それは、主を恐れるということである(伝道
者の書12:13-14)。つまり、主のみわざを悟るということである。なぜ、みわざを
悟る、主を恐れるということが解決になるかというと、28篇に似ている107篇を
見れば分かるように、みわざが主の恵みだからである。主の恵みに拠り頼めば主は必
ず報いてくださる。

神様がすべてを行っている、神様はすべてを知っていると言うことを悟らなければな
らない。つまり、神様が全知全能なおかたであると言うことを悟らなければならな
い。

この話、パターンを見ると、わたしはヨブを思い出す。ヨブは、サタンによってひど
い状態になってしまったが、決して神を呪うことはしなかった。神様がヨブに答えて
くださり、すべてを行っているのは誰かといわれた。ヨブは、神様にはすべてが出来
ること、すべてを成し遂げられるという事を知りましたと言った。ここで、ヨブは神
様のみわざを悟っている。

神様が解決を与えていないのに、ヨブが神様にはすべてを成し遂げられるということ
を知ったというのは、すごいことである。みんな、解決を見ればみわざを悟ることが
出来るが、ヨブは見る前に悟っている(これは、目に見えないことを信じるというこ
とか)。

悟りのないものは、「ど~してぇ~」といって理屈を探すが、見つからない。そし
て、そのパターンを繰り返しやる(伝道者の書7:23-29)。

しかし、悟りのあるものは、「ど~してぇ~」とはいうが、それは知らない。しか
し、どうしてかは分からないが、神様がどうしてかを知ってる、神様がその意味を分
かってなされているということを悟る。

・祝福
神様が喜んで下さっていると言うことのしるしである。

・この世の祝福
しかし、この世の祝福は自分が喜んでいるというのが目的になってしまい、主が与え
て下さる祝福と正反対の意味になってしまう。

「結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守
れ。これが人間にとってすべてである。

神は、善であれ悪であれ、すべての隠れたことについて、すべてのわざをさばかれる
からだ。」
                          伝道者の書12:13-14

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