みーちゃんです。

詩篇２８篇のまとめをしました。

■概略について：

詩篇２８篇は２つに分かれていると言えます。その２つは、１－５節と６－９節で、ここで神様の岩についてのことが取り扱われています。１－５節よりも６－９節の方が、発展していて神様が岩であることを“もっと見せてください”、ということです。

詩篇２８篇の概略として４－５節を独立させて、そこを中心のように扱う人もいます。しかし、４節の”彼”ということを見ると、そこが前半の方につながっていることが分かります。そのために、４－５節というように独立することはなくなります。

■報いについて：

詩篇２８篇の大切なテーマとして”報い”というのがありました、詩篇２８篇では正しい報いがされていないような状態です。詩人は報いを求めて、神様に叫び祈り求めています。２８篇によく似ている６２篇を見てみると、反対にここでは詩人が報いを黙って求めていることが見られます。

このような状態を見る時に思い出すのは、ヨブのストーリーです。ヨブは病気になって自分の財産も失ってしまった時に、なにも、報いがないような状態に陥りました。しかし、彼は神様がヨブ自身に、神様ご自身のやっていることにはすべて意味があると告げた時に、その問題は解決しました。

神様がすべて意味があると言った時に、その実際の理由は言いませんでした、しかし、これがヨブにとっての答えとなったのです。たとえ苦しみの状態に陥っていても、神様が共にいてくださるということが、私たちクリスチャンの望みとなります。また、神の御国での永遠の命、それが私たちの決定的な報いとなります。それは、神様の私たちを復活させる力を信じ、それを望みとするということです。

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