Subject:
詩篇29篇 構造など
From:
Junko Sano
Date:
2004/04/13 9:45
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

+じゅんママです。
詩篇29篇の構造を送ります。

■構造
A  1-2  神々の子らよ、「栄光」と「力」を主に捧げよ(神←民)
        聖なる光輝の中で、主を礼拝せよ

B  3-9a  主の声(x7)の「栄光」を、全被造物は畏れる(天にいる神→全被造物)
   3-6   主の声は雷鳴の響き:【栄光の神】天の大水の上、力の中、威光の中
                  レバノン杉を子牛のようにはねさせる
   7-9a   主の声は稲妻の光:炎を切り分ける
                  カデシュの荒野を雌鹿のようにもだえさえる       

X A  3b   (聖)神殿で、全被造物は「栄光」と言う(神←全被造物)

B  10  洪水の時、主【永遠の王】は天の御座に座った(天にいる神=永遠の王)

A  11  主が民に、「力」と「祝福」を与えるように、平安の中で(神→民)


■コメント
・3,4,10節の連想:ノアの洪水の後、神が契約を立て、契約のしるしとして虹を立てられた事(創世記9:9-17)
            代々永遠の契約(創 9:12)/人とすべての生き物との契約(創 9:10-12,15-17)/
            大洪水(創 9:11,15)/雲・虹(創 9:11,13,16)

・1節、なぜ「神々の子ら」なのか?