Subject:
詩篇29篇 主の声について(ケイヤ)
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Date:
2004/04/13 12:00
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは、+KeiyaKannoです。

この詩篇で強調されているテーマは7回もでてくる「主の声」であるということは明
らかである。主の声は力強く、威厳があり、恐ろしいものであるが、主が何を話して
いるのかということはこの詩篇には書かれていない。しかし、この内容は2つのこと
によって分かる。

1つは「主の声」ということばがでてくる箇所を見るということである。。昔のホワ
イトボードを見ても分かるように申命記にたくさんこの言い方はでてくる。申命記で
主は私たちに命令を与えてくださった。主の声は主の命令、主の律法なのである。

またもう1つはこの詩篇の最初の2節と同じ言い方がある。詩篇96篇、第1歴代誌16章
を見るということである。特に第1歴代誌16章はどのようなストーリーの中でこのこ
とを言っているのかが大切である。ダビデは主の契約の箱がダビデの町に置かれた時
にこのことを賛美している。そのダビデが安置した契約の箱の中には主がモーセとそ
の民に与えてくださった主のみことば、十戒の板が入っている。ここからも主の声が
みことばであるということが分かる。

このテーマは新約聖書では主イエス・キリストになっている。主イエス・キリストは
ヨハネの福音書1章で言われているように言葉であり、また羊飼いとして民を導いて
くださっている。主イエス・キリストはこの世で主の祈りの最後にあるように「御国
と力と栄光は主の者である」ということを伝えられたのである。そしてこの声はヨハ
ネの黙示録で成就することになるのである。

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+KeiyaKanno
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