Subject:
詩篇29篇 黙示録で主の声
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2004/04/13 12:00
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

今日の聖書研究で学んだ主の声についての説明を書き、黙示録の中での主の声につい
て調べました。

■主の声についてまとめ:

主の声-力・栄光-御座・王

まず主の声について連想しなければならないキーワードは、力と栄光である。力と栄
光と言えば、御座、王ということも思い出す。詩篇29篇を見ると、主の声が7回も
出てくることが分かるが、これが何を現しているのかが分からない。そこで、いくつ
かの質問が出てくる。

主の声と言っているが、主は何を言っているのか?その内容は何か?
主の声はどのような形において表されているか?

主の声の形がどのように表されているかは、黙示録を見ればよく分かる。主の声は恐
ろしく、力強く、天から与えられるものである。

主の声の内容は、前回の詩篇研究を見れば分かるが、「十戒の板、律法」である。た
だ恐ろしく、力あるだけでない。主は命令を与えてくださっているのである。前回の
研究で黙示録の1章のキリストの姿を分析していたが、その中心は声であると言うこ
とが分かる。

1:14a 頭と髪の毛は白い・・・(頭)
    1:14b 目は燃える炎の・・・(顔の部分)
        1:15a 足は・・光り輝く・・・(手足)
            1:15b 声は大水の音・・・(ことば)
        1:16a 右手には七つの星・・・(手足)
    1:16b 口からは鋭い両刃の剣・・・(顔の部分)
1:16c 顔は、・・太陽・・・(頭)

主の声は特に黙示録に出てくるが、福音書にも出てくる。福音書では直接キリストが
話してくださっている。福音書の説教は主イエスの声、私たちの羊飼いの声である。
この福音書の成就は、黙示録でなされている。

キリストが教えてくださる山上の説教で、御国と力と栄光は主のものであると祈りな
さいと書いてある。「力と栄光」は主のものである。

■黙示録の中で主の声:

黙示録の中で「声」を探すと、全部で44回も出てくる。「声」の番号は<5456>です。

1章の10節が一番最初に出てくる箇所で、ヨハネが主の日に御霊に感じ、ラッパの
音のような大きな声を聞いたという箇所です。

では、一番最後の箇所はどこなのかというと、21章の3節です。ヨハネが新しい天
と新しい地を見、聖なる都、新しいエルサレムが天から下ってくるのを見たときに、
御座からの大声を聞いた。「神は彼らとともにおられ、彼らはその民となる。」

「わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる」というテーマは詩篇29篇に
も出てくる。民が最初に主に栄光と力をささげ、神様が最後に民を祝福してくださ
り、力を与えて下さると言うことにおいて表されている。

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