Subject: 詩篇30篇 研究のための下ごしらえ(ケイヤ) |
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Date: 2004/04/19 10:59 |
To: <saiwainet@yahoogroups.jp> |
こんにちは、+KeiyaKannoです。
●構造
A 1 主をあがめる
B 2 祈ると助けられた
C 3-5 穴に下って行かないようにされたので、賛美せよ
X 6-7 私はゆるがされず、強く立つ
C 8-9 墓に下っても賛美はできないので助けてください
B 10 聞いて助けてください
A 11-12 主を喜び、永遠に感謝する
●構造の説明
この詩篇の構造はキアスマスであるように考えられる。
まず主を賛美するということから始まり、主を賛美することで終わる。詩人は祈ると
癒されたということを対の段落で言っている。これは賛美の理由となる。次の段落で
は穴に下って行くというテーマが強調されている。穴に下っても意味がないというこ
とを祈ると主は助けてくださったのである。そして中心の部分で私は栄えた時に自分
でゆるがないと言ったが、主は本当にゆるがなくするということを悟ったということ
がある。
●気が付いたこと
・9節の「私が死んでも意味はないという」テーマは他の詩篇の中にも何回かでてく
る。詩篇6:5, 88:10-12, 115:17などである。他にもイザヤ書38:18-19にもある。
●研究課題
・詩篇6篇、88篇、115篇と比べる
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