こうです。詩篇30篇とⅡ歴代誌6章を比較しました。
●題と祈っている時
詩篇30篇の題は「家をささげる歌」というものです。
その「家」とは神殿であるはずです。
Ⅱ歴代誌6章はソロモンが神殿を完成して祈っているところです。
そこで詩篇30篇とⅡ歴代誌6章の一つのつながっているところは「神殿をささげている」というところです。
●ダビデは揺るがされない
Ⅱ歴代誌6章でソロモンは「ダビデの子孫は正しく歩むならずっと王座につく」という主のダビデに対してされた約束を守ってくださるように祈る。
その約束の内容は詩篇30:6の「私は決して揺るがされない」という言葉とつながる。
●叫びを聞いてください
ソロモンは自分の叫びを聞いてくださるように祈る。
それは詩篇30篇の2や10節でダビデが聞いてくださいといっているのとつながっている。
ソロモンはそのところのちょっと前で御顔を向けてくださいといのっている。
それは詩篇30篇の7節でダビデが「あなたが御顔を隠され」という所とつながる。
●Ⅱ歴代誌6:22-39⇔詩篇30:5
Ⅱ歴代誌6:22-39でソロモンは「誰かが罪を犯して、裁きを受ける時、この宮のなかでかこの宮に向かって主に祈るなら、そのものを赦してください」というような内容の文章をなんども違う言葉で言う。
そこは詩篇30:5のところとつながる。
●喜びを与える
Ⅱ歴代誌6章でソロモンは「聖徒たちにいつくしみを喜ばせてください」という。
それは詩篇30:11でダビデが「喜びを私に着せてくださいました」という。
「聖徒たち」と「ダビデ」は言葉は違うがダビデも「聖徒」だったのでおなじようなことである。