Subject:
詩篇31篇の構造と問い
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2004/04/26 10:47
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇31篇の構造と問いを考えました。

【テーマ】
・主に身を避ける
・わたしが恥を見ないようにして下さい
・主はわたしの力、岩、巌、とりで
・主の恵みを楽しみ、喜ぶ
・わたしはひどい状態になり衰えた
・敵の手から救いだしてください
・主はわたしを隠れ場に隠してくださる
・願いを聞かれた
・雄々しくあれ。心を強くせよ

【構造】

A 1-4節 わたしは主に信頼する 恥を見ないように 救いだして

  B 5-8節 主の信頼する 主はわたしを敵の手から救った 恵み

    C 9-13節 わたしの状態を見て、わたしをあわれんでください

  B 14-16節 主に信頼する わたしを敵の手から救ってください 恵み

A 17-20節 主に身を避けるもの 恥を見ないように 救われる

A 21-24節 わたしは主を待ち望む(主に信頼する) 賛美

【問い】

Q1. なぜ恥を見ているのか?何が詩人にとって恥なのか?
    ほとんどの詩篇には、恥と信頼が一緒になって出てくる。

Q2. 詩篇31篇の1-3節は詩篇71篇の1-3節と全く同じ。

Q3. この詩篇には、救われたところや、救われていないところがばらばらにはいって
いる。

【100文字文】

わたしは岩である主に信頼するので、恥を見ないようにしてください。わたしを敵の
手に渡さず、御手の中にあるようにしてください。主はわたしをかくまってくださ
り、願いを聞かれた。主を待ち望め。

【大切な節】
・23-24節 すべて、主の聖徒たちよ。主を愛しまつれ。主は誠実な者を保たれる
が、高ぶる者には、きびしく報いをされる。

雄々しくあれ。心を強くせよ。すべて主を待ち望む者よ。

【3キーワード】
・恥
・信頼
・救い

---------------------------
+かんのみくに@カンノファミリー
  mailto:mikuni@kanno.com
  http://saiwai.net/mikuni/
  お手紙好きのくーちゃん
  メールチェックは一日中
---------------------------