Subject:
詩篇33篇 天から見る (将)
From:
"Shou Itou" <shou_itou@parkcity.ne.jp>
Date:
2004/05/18 12:18
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは、+イトウショウです。

天から見るということについてみました。

【詩篇14:2,53:2】
主は天から人の子らを見おろして、神を尋ね求める、悟りのある者がいるかどうかを
ご覧になった。

詩篇33:13-15で、主は天から人の子らをご覧になり、その計画を読み取ると書かれ
ているが、上の箇所はほとんど似ている。神はご自分のご計画を基準にして人々を裁
く。

【詩篇80:14】
万軍の神よ。どうか、帰って来てください。天から目を注ぎ、よく見てください。そ
して、このぶどうの木を育ててください。

この詩篇で、詩人はイスラエルを牧し、怒らないように主に祈っている。この詩篇で
は32篇のように、主は目を注いではいないので、救いがまだ来ていない。それで、詩
人は祈る。この葡萄の木というのは、象徴的にイスラエルを指す。それは、詩80:8
で、主はエジプトから葡萄の木を携えだし、国々を追い出して植えられた、と書かれ
ているからである。

詩80では、イスラエルは牧者がおらず、攻撃されているという状態である。それは、
詩33:16-17にあるように、イスラエルが主に信頼せずに、軍により頼んだからであ
る。詩80で強調されていることは、御顔を照らすということである。これは言い換え
れば目を注ぐということである。

【詩篇102:19】
主はその聖なるいと高き所から見おろし、天から地の上に目を注がれました。

主は詩33と同じように、天から地上に目を注ぐ。しかし、この箇所の最初では主は目
を注いでいない。目を注ぐ理由は、後に書いてあるように、捕らわれ人を解放し、そ
の捕らわれ人は詩33:1-3にあるように賛美するようになるためである。

33:6では天は主の言葉により作られたと書かれている。102:26では、天は主の御手
のわざによると書かれている。表現は違うが、同じことを指している。それは、主は
全能であるということである。

【イザヤ書63:15】
どうか、天から見おろし、聖なる輝かしい御住まいからご覧ください。あなたの熱心
と、力あるみわざは、どこにあるのでしょう。私へのあなたのたぎる思いとあわれみ
を、あなたは押えておられるのですか。

主はイスラエルに目を注いでいない。それは、10節にあるように、イスラエルが主に
逆らい、御霊を痛ませたからである。イスラエルは11節からで、モーセの時代のこと
を思い出したので、イザヤは主に目を注いでくださるように祈っている。

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   Shou Itou
   mailto:shou_itou@parkcity.ne.jp
   May The Lord Be With You!!
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