Subject: 詩篇33篇 構造(ケイヤ) |
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Date: 2004/05/18 16:53 |
To: <saiwainet@yahoogroups.jp> |
こんにちは、+KeiyaKannoです。
今日の詩篇研究でもっと全体的なつながりを考えて、構造を見るべきであるというこ
とを学んだので、自分の構造を考え直しました。
3年前に詩篇33篇を学んだ時には構造はこのようになっていたということを見ること
は参考になる。
A 1-3 新しい歌を賛美せよ
B 4-5 恵みの言葉: 賛美の理由
C 6-11 さばきの言葉: 天から
X 12 契約の祝福: 民の神、神の民
C 13-17 さばきの目: 天から
B 18-19 恵みの目: 主を待ち望む理由
A 20-22 主を待ち望め
3年前に構造を考えた時には12節を中心として考え、さばきと恵みに囲まれていると
いうように見た。この構造はそんなに悪くない。
1-3と20-22が賛美をするということと待ち望むということであることは明らかであ
る。
この構造では賛美する理由の主の言葉とわざは正しく、真実であり、主はその義を愛
し、恵みに満ちているということとその恵み深い神を待ち望んでいる者たちに目を注
がれるということが対比されているが、これは最初に構造を考えた時に12節と18-19
が対比していると考えるよりも自然である。12節は明らかにこの詩篇の中心となる節
であるし、色を塗ると4-5と18-19に主の恵みのテーマがはっきりとでてくることが分
かるからである。
6-11は創造と神が国々の計画をむなしくし、ご自分の計画を立たせられるという2つ
のことが書いてあるように見えるが、さばきというテーマでつながっているように見
るべきである。そしてここは13-17の主が目を注いで、天から見られるということ
と、軍勢はむなしいということにつながっている。天から見られるということは人々
をことばではなく、目によってさばくということであるし、国々の軍勢がむなしいと
いうことは国々の計画がむなしいということであるからである。
中心にあるのは12節の神が民の神となり、民が神の民となるというアブラハム契約に
でてくるテーマである。
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+KeiyaKanno
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