Subject:
詩篇33篇 主の祈り(ケイヤ)
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Date:
2004/05/19 13:05
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは、+KeiyaKannoです。

詩篇33篇は新しい歌の詩篇であるが、これは主イエス・キリストが私たちに与えてく
ださった新しい歌、祈りである主の祈りとつながっていることを今日の聖書研究で学
びました。それで詩篇33篇と主の祈りがどのように似ているのかをまとめました。

詩篇33篇で詩人は主が天から目を注ぎ、人々をさばかれるということを言っている
が、これは主の祈りの最初に天におられる父に祈るように言われているのである。

またここで主イエス・キリストは父に祈るように言われるが、この父と子の関係は12
節の神と民の発展したものである。イスラエルの時代には神と民という親密菜県警に
あったが、新約時代にはそれよりももっと親密な父と子、夫と妻の関係になっている
のである。

主イエス・キリストはまず最初の祈りとして主の御名があがめられるようにという祈
りをするようにと言われたが、これはこの詩篇の中で直接御名という言葉がでてくる
21節とつながっているようにとも見えるが、1-3と4-5につながっていると考える方が
正確である。詩人は正しい者たちに賛美するようにと賛美の招きを1-3でしている
が、4-5にその理由がある。そこで主のことばが正しく、わざは真実であると言われ
ている。これこそ主の御名なのである。

8節はまさに御国が来ますようにという祈りにつながっている。8節で全イスラエル、
そして全世界に住む者が主を恐れ、御前で礼拝するようにと言われているが、これは
御国、つまり神が支配している国にこの世がなるということである。主は王であるの
ですべての者は主に仕えるのである。

みこころ、主のはかりごとは必ず行われるということは11節にある。しかし、国々の
計画はすべてむなしくされるのである。

次に主イエス・キリストは毎日の食べ物を与えてくださいと言うことを願いなさいと
言われる。33篇で主の恵みを待ち望み、信頼する者には契約の祝福が必ず与えられ
て、ききんの時にも生きるということが言われている。

罪の赦しを求めるということはこの詩篇に特別にはでてこないが、詩篇32篇のテーマ
は罪を悔い改めるなら赦されるということであった。また悪魔の誘惑から守られると
いうことこの詩篇には直接の敵がでてこないので、直接は関係ない。

この詩篇では何度も「すべて」ということがでてきて目立つ。このようにすべてが主
のものであったり、主がすべてを見られるということは国と力と栄光をすべて持って
おられるということにつながっているのである。

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+KeiyaKanno
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