Subject:
詩篇33篇 20節の位置付け(ケイヤ)
From:
Date:
2004/05/26 12:36
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは、+KeiyaKannoです。

この詩篇の中で有名な箇所は主に2つある。箴言のように子に訓戒を教えるという
テーマのある11節と主イエス・キリストが直接十字架で成就された20節である。11節
は主を恐れるということでつながっているが、20節がどのようにつながっているのか
はあまりよく分からない。それで20節のこの詩篇の中での位置付けを見ました。

すべての聖書箇所を主イエス・キリストは成就してくださったが、特に20節は詩篇
22:1, 18などと同じように主イエス・キリストが直接十字架に架けられている時に成
就された。

ユダヤ人たちの訴訟はポンテオ・ピラトに受け入れられ、主イエス・キリストは十字
架に架けられることになった。主イエス・キリストは十字架に2人の強盗と一緒に架
けられたが、その間に人々は主イエス・キリストを見て笑ったり、ばかにしたりす
る。しかし、主イエス・キリストは父なる神に祈り、自分の霊を父に捧げる。そして
息を引き取られる。そのために他の2人はすねを折られたが、主イエス・キリストの
すねは折られなかったのである。

この詩篇の中で20節と最も関係が有りそうな箇所は18節である。そこには20節と同じ
「砕く」という言葉がでている。そこで主は心、たましいが砕かれた者を守ってくだ
さるということが言われている。この心が砕かれた者は、この詩篇の最初で賛美して
いる貧しい者であり、正しい者なのである。そのような者は主を恐れているので乏し
くはならないのである。この正しい者の最も偉大な人こそ主イエス・キリストであ
る。そのために主はそのたましいをよみから贖い、復活させてくださったのである。

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+KeiyaKanno
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