Subject:
詩篇34篇内での対比(こう)
From:
"Koh Aoki" <koh@arkios.co.jp>
Date:
2004/05/26 21:26
To:
"saiwainet" <saiwainet@yahoogroups.jp>

こうです。詩篇34篇内での対比を探して、新しい構造を考えてみました。
 
 
・主の目は正しいものに向けられる(15節)が主のみ顔は悪者から背けられる(16節)。
 
・前半の正しいものが救われる(4,6,7節)というのは後半の正しいものが救われる(17,18,19,20節)というのと平行している。
 
・主を恐れ、身を避ける者は乏しくならない(9,10b節)。しかし、若い獅子(悪者)には主がいないので乏しくなって飢える。
 
・正しいものは救われ、罪に定められない(22,20,19,18,17,4,6,7節)。しかし、悪者は悪によって殺されて、罪に定められる。
 
・5節で正しいものは主を仰ぎ見ているが15節では主が正しいものを見ている。
 
新しい構造
 
A1-3 主をほめたたえる
 B4-7 正しいものは主を見、救われる
  C8-主に身を避ける者は幸い
A9-14 主を恐れる
 B15-20 主は正しいものを見、正しいものは救われる
  C21-22 主に身を避ける者は罪に定められない(幸い)
 
 
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Koh Aoki
koh@arkios.co.jp
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