Subject:
詩篇35篇の構造と問い
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2004/05/31 11:10
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇35篇の構造と問いを考えました。

【テーマ】
・敵と戦って下さい
・私を攻撃するものが恥を見るように
・主の使いは彼らを裁く
・たましいが喜ぶ
・親しいものまで私を捨てた
・敵が私を侮辱している
・義を喜びとする

【構造】
1-10節 
 A 1-3節 私のたましいに言って下さい
  B 4節 恥を見ますように
   C 5-6節 主の使いの守り
  B 7-8節 自らの穴に落ちる(恥)
 A 9-10節 骨は主をほめたたえて言う

11-16節 
 A 11節 暴虐の者どもが立つ
  B 12-14節 私のたましいは親しい者にも見捨てられた
 A 15-16節 私の回りに集まる人々

17-28節 
 A 17節 わが主よ。いつまで見ておられるのですか
  B 18-21節 敵を喜ばせないでください
 A 22-23節 わが主よ。見て下さい
 A 24-25節 悪者は心の中で侮辱している
  B 26節 恥を見ないように
 A 27-28節 悪者が主を賛美するように

【問い】

Q1. なぜ詩人は恥を見ているのか?この詩篇では恥が強調されている。

Q2. なぜこの詩篇には言うことがたくさん出てくるのか?

Q3. 主の使いがもみがらのようにするというのは詩篇1篇にも出てくる。

【100文字文】

主よ。私に敵対する者と戦って下さい。彼らが恥を見るようにして下さい。そうすれ
ば、私のたましいは喜び、感謝し、賛美する。敵が侮辱せず、主を賛美するようにし
て下さい。

【大切な節】
・27-28節 私の義を喜びとする者は、喜びの声をあげ、楽しむようにしてくださ
い。彼らにいつも言わせてください。「ご自分のしもべの繁栄を喜ばれる主は、大い
なるかな。」と。

私の舌はあなたの義とあなたの誉れを日夜、口ずさむことでしょう。

【3キーワード】
・敵
・恥
・ことば・言う

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