Subject:
詩篇35篇
From:
伊藤由美 <itoyumi@parkcity.ne.jp>
Date:
2004/05/31 17:33
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

伊藤由美です
将と私は、3年前の2001年5月10日(木)に私の実家に移動し、
翌(金)から菅野家の詩篇研究に親子で加わらせて頂きました。
(その週は34篇)
1週間かけて1つの詩篇をじっくり学んだのは、この35篇がはじめてでした。
今回構造を考えるにあたって、成長の遅さを痛感するばかりですが、
全体の流れや切れ目は、当時よりはわかるようになったかなあと思います。
今週は、はじめての試みとして(水)に伊藤家に「出張さいわいネット」をお願いしており、
私たちにとって記念すべき詩篇をともに学べる恵みを感謝します。

【35篇構造】
A1-3 主よ戦い給え、「主こそ救い」を求める
B4-8 敵に恥 キー彼らは「ゆえもなく」たくらむ
X9-18 a 9-10 主の裁きを喜ぶ
        b 11-12 敵の偽証
         x 13-14 私は貧しい者を憐れんできました
        b15-16 敵のあざけり
       a17-18 主の裁きを喜ぶ
B 19-26  敵に恥 キー彼らは「ゆえもなく」たくらむ
A 27-28 主の義と誉れを喜ぶ、「ご自分のしもべを栄えさせる」

【コメント】
1-3で求めた祈りが27-28で成就する。
主は、主の民をあざける敵を裁いて下さることによって、ご自分の民を義として下さる。
ダビデが主に信頼する根拠は、ここでは主の戒めに従って「貧しい者を憐れむ」という善を行なってきたことである。
神は決してそのような者を見捨てることはなさらず、公正な裁きを行なって、正しい者の口に賛美を授けて下さる。