Subject:
詩篇35篇 恥(将)
From:
"Shou Itou" <shou_itou@parkcity.ne.jp>
Date:
2004/06/01 20:09
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは、+イトウショウです。

恥についてみました。

恥とは簡単に言うと、自分の信頼しているものがだめになったり、その信頼が崩れる
と起こる。この詩篇でそれが具体的に現れている節は、11-16,21,25節である。25
節などは特にそれを表しており、25節では敵が自分たちの望み通りであるといってい
る。それは、詩人の望みが叶っていない、詩人の信頼するものが望みを叶えていな
い、ということを表す。

敵が恥を見るようにと祈っている箇所は他の詩篇の中にもある。

【詩篇6:10】私の敵は、みな恥を見、ただ、恐れおののきますように。彼らは退
き、恥を見ますように。またたくまに。

この詩篇では、詩人は35篇の詩人と同じように、魂の助けを祈っており、敵のために
泣いていたということも書かれている。

【詩篇40:14-15】私のいのちを求め、滅ぼそうとする者どもが、みな恥を見、はず
かしめを受けますように。私のわざわいを喜ぶ者どもが退き、卑しめられますよう
に。私を「あはは。」とあざ笑う者どもが、おのれの恥のために、色を失いますよう
に。

この詩人の祈りは、35篇の祈りと非常に似ている。この詩人は、人々が主を賛美する
ように祈っている。

【詩篇70:2-3】私のいのちを求める者どもが、恥を見、はずかしめを受けますよう
に。私のわざわいを喜ぶ者どもが退き卑しめられますように。「あはは。」とあざ笑
う者どもが、おのれの恥のためにうしろに退きますように。

この詩篇は詩篇40篇の一部分になっている。

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   Shou Itou
   mailto:shou_itou@parkcity.ne.jp
   May The Lord Be With You!!
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