Subject:
詩篇36編構造等(謙人)
From:
"Koh Aoki" <koh@arkios.co.jp>
Date:
2004/06/07 22:13
To:
"saiwainet" <saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは、謙人です。

詩篇36編構造等を送ります。

■問い

・二節はどういう意味か?おのれの目で自分をへつらっているのに咎を見つけ出すと
は?
・主の光のうちに光を見るとは?
・主を知るものとはどういうものか?
・悪者は寝床で不法をはかるとは?

■テーマ

・悪者には主への恐れがない
・主の恵みと義は尊く、偉大である
・命の泉は主にある
・悪者へのさばきは成される

■構造

A 1-4悪に堅く立つものたち

    B 5-6主の恵みと義

        X 7-9いのちの泉

    B 10-主の恵みと義を注いでください

A 11-12悪は立つことができない

・構造説明

この詩篇は主を恐れることについて詩人や正しいものと悪者が対比されており、前半
ではそれをはっきり見ることができる。
前半で詩人は悪者の主に対する恐れの無さを語り、その後で主の恵みがどんなに偉大
かを言っている。このように詩人が主への恐れに満ちているのに反して悪者は主への
恐れが無い。こうして後半でそれぞれ主を恐れるものと主を恐れないものに対する報
いが成される。
キアスマスにする場合中心をどこにもってくるかが難しかった。

■百文字説明文

悪者や不法を行うものどもの心は主への恐れが一つも無い。しかし、詩人は主の恵み
と裁きについて主を恐れる。詩人は自分や心の直ぐな人に恵みを注いで、悪者への裁
きがされるように願う。

以上です。
よろしくお願いします。