Subject:
Re: [saiwainet] 詩篇36篇 パパと恵一
From:
Kuwano
Date:
2004/06/08 12:36
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

今日は、パパが会社休み!
パパと恵一のペアで学びました。
ママはあとで。
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恵一
構造
 A 1-4 悪者はできない(自分の罪を悟れない)
  B 5-6a 神の力 天地創造
   C 6b-7a 救い
 A 7b-9 正しい者はできる(祝福を受けられる)
  B 10-12 神の力 正しい人には恵み 悪い者にはさばき

要約
神様は正しい心を祝福し、悪い心をさばく。

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桑野パパ
構造(基本構造はABXAB)中心は救い
A 1-4 できない
  1;罪人は神を畏れることができない
  2;罪人は自分の咎を見つけること、それを憎むことができない。
     3a;罪は不法と欺く心が源ー(小さな中心)
  3b;罪人は知恵を得ること善を行うことができない。
  4;罪人は悪の道を避けることができない。


B 5-6a 神の業(天地創造)を讚える
  5a;天にある恵み
    5b;雲にある真実(シナイ山の頂上などを思い出す) 
  6a;山にある義(シナイ山の頂上などを思い出す) 
  6c;海による裁き(箱船や出エジプトを思い出す)

X 6c-7a 人と被造物の救いこをもっとも尊い恵み

A 7b-9 できる
  7b;義人は(神を畏れるので)神に身をさけることができる。
  8;義人は家の脂肪(祝福)を楽しみことができる。
        9a;いのちは神が源(小さな中心)
  9b;義人は神の光を見ることができる。


B 10-12 神の業を求める
  10a;恵みを義人に注いでください。
  10b;義を義人に注いでください。
  11a;悪人から守ってください。
  11b;悪人を裁いてください。



意見: 
中心は贖いだと思います。興味深いのは人のみならず被造物の救いについても言及し
ていることです(新改訳では「栄え」になっていますが、ヘブル語では「救い」になっ
ている。)魂のない被造物の救いとは?と疑問もでてきますが、いつか解ることなの
で、あわてて探ることもないでしょう。
それよりも、1節はダビデが、自分の心の中の悪を分析しているように読めるのがお
もしろいです。自己吟味の結果、こういう詩を歌ったのでしょうか。
よく考えれば、私達も自分の中に神を恐れない心があり、これが自分の罪を隠してい
ることがあるのを知っています。
主を恐れ続けるために、義の道を知ることができる書物は、御言葉以外にないとつく
づく思わされます。
「小中心」が前後に一つづつあると解析しました。これらは、「死の源」と「命の源」
の対比になっていると分析しました。
また、2節で「主を恐れない心が自分の罪を悟れない理由となっている」よう書かれ
ていますが、では罪人は自分の力により「自身の罪」を悟ることができないというこ
とになります。
では、私達はどうして自分の罪を悔い改めることができたのでしょうか。自分の悟り?
それよりも先んじて、まさに神の業が罪を知らしめて下さったということでしょう。
感謝です。