Subject:
詩篇36篇とヨハネの福音書1:1-18(ケイヤ)
From:
Date:
2004/06/09 12:34
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは、+KeiyaKannoです。

前回、詩篇36篇を学んだ時にヨハネの福音書1:1-18を一緒に見る予定だったようです
が、あまり深くは見なかったようなので、詩篇36篇とヨハネの福音書1:1-18を比べて
みました。

ヨハネの福音書は創世記の最初と同じように「初めに」という言い方から始まる。創
世記の最初で地は見ずに覆われていたが、その上を神の霊が動いていた。同じように
初めに神はおられたということがヨハネの福音書で言われているが、この箇所で特に
強調されているのは神が言葉であるということである。神は言葉であり、すべてのも
のは言葉によって創造されたが、詩篇36篇では悪者が悪いことを話していることが言
われている。まず罪が悪者の心の中に語り掛け、それを受け入れた悪者は不法と欺き
の言葉を話すのである。彼らは神に敵対しているので、その言葉によって創造するの
ではなく、それによって人々を滅ぼす。

ヨハネは言葉が神であるということを書いているが、その神にはいのちがあったとい
うことが言われている。このことはこの福音書のあとの方で主イエス・キリストはご
自分がいのちであるということにつながっている。詩篇36篇のいのちのテーマは9節
にある。そこで詩人はいのちの泉が主ご自身にあり、そこから飲むということを言っ
ているのである。

このいのちは光であったということも詩篇36篇の9節につながっている。主イエス・
キリストは光であると言われているが、詩人はその光を見るということを言ってい
る。

今日、36篇の5-6と7-9は両方とも祝福であるが、5-6は創造、被造物への祝福、7-9は
特に聖所、選ばれた者が受ける祝福であるということを学んだこれはヨハネの福音書
1章にもある。主イエス・キリストはこの世をすべて創造されたのに彼らは受け入れ
なかった。しかし、聖所に住んでいる受け入れた人々には祝福を与えてくださった。

ヨハネは14節でまた栄光の話をしている。彼はここで私たちが神の栄光を見たと言っ
ているが、これは9節につながっている。それと同時に彼は主イエス・キリストが恵
みとまことを持っていたということも書いている。これは詩篇36篇で大切なテーマで
ある恵みと義の片方である。そしてヨハネは続けて神の豊かさである恵みをたくさん
受けたということを16節で続ける。主イエス・キリストは私たちに恵みを与えてくだ
さったお方である。

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+KeiyaKanno
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