Subject:
詩篇36篇 ヨハネ福音書1:1-18
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2004/06/10 11:59
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

「The Shape of Biblical Language」という注解書を見たら、ヨハネ福音書1:1-18
の、他の人の構造が書かれていたので、その人たちのを見て、考えました。

【構造1】:

A (1-2) ことばと神
 B (3) すべてのものは彼によって造られた
  C (4f) すべての人の光
  C' (6-9) 光の証人
 B' (10-13) 被造物は創造主を拒絶する
A' (14-18) ことばは神を明らかにする

【構造2】:

A (1-8) ことばが昔から存在していたことによってこのようになった
 B (9-11) 本当の光は被造物に拒絶された
  C (12f) 信じる者には神の子とされる力が与えられた
 B' (14) 栄光を見た人々はことばが人となられたことを受け入れた
A' (15-18) キリストによって恵みとまことは実現した

【構造3】:

A (1f) 神と共にことばがある
 B (3) 創造における彼の役割
  C (4f) 彼はいのちと光を人々に与えた
   D (6-8) 洗礼者による証言
    E (9-11) ことばが世に来られた
     F (12f) 信じる者は神の子とされた
    E' (14) ことばは人となられた
   D' (15) 洗礼者による証言
  C' (16) 彼は恵みの上にさらに恵みを人々に与えた
 B' (17) 新しい創造における彼の役割
A' (18) 父のふところにおられるひとり子

【コメント】:

すべての構造は分からなくはない。しかし、わたしは構造3が一番分かりやすいと思
う。細かくまとまっていて、分かりやすい。特に3と17節の、創造におけるキリスト
の役割のところである。すべての構造には、「-f」と言うのがついているが、どのよ
うな意味があるのか分からない。

---------------------------
+かんのみくに@カンノファミリー
  mailto:mikuni@kanno.com
  http://mikuni.net/
  お手紙好きのくーちゃん
---------------------------