Subject:
詩篇38篇 ののしるという律法(ケイヤ)
From:
Date:
2004/06/22 10:58
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは、+KeiyaKannoです。

この詩篇の中で詩人は主に怒られていて、直接、主からさばかれていると同時に敵に
よっても攻撃されている。敵はいつも言葉で攻撃してくるが、詩人はそれに対して何
も言わなかったということを13-14で言っている。それでこれと関係あるののしると
いうことについての律法を見ました。

ののしるということは祝福の反対であるので、のろうということも含まれているよう
に見える。創世記の中にはののしるということは特にでてこないが、祝福するという
ことはでてくる。アブラハムの子孫が成長して民になると敵は彼らをののしるのであ
る。しかし、その前にモーセの律法ではののしる、のろうということについて何が言
われているのかを見ました。

●出エジプト記22:28

この箇所は十戒の判例法の中にあるが、ここで神をのろったり、神が選んだ代表をの
ろったりしてはならないということが言われている。そしてこれは第10戒の判例であ
る。

●レビ記20:9

ここで主は父、または母をのろう者は必ず殺されるということを言われる。これは十
戒の第5戒の関係であるというように考えられる。

●レビ記24:10-16

御名を冒涜する、ののしるということは十戒の第3戒であるが、この箇所で実際に御
名を冒涜した者は石で打ち殺されるということがある。この冒涜の罪を犯した者はエ
ジプト人の父を持っていたので、半分異邦人のようなものであったが、彼は主の御名
を冒涜したので、そのようなさばきをする。

●申命記27:16

モーセはイスラエルを2つに分け、祝福のためのゲリジム山とのろいのためのエバル
山に登らせる。そこでモーセは誓いの言葉を言い、民に誓わせるが、その誓いの2番
目に父と母をのろうならのろわれるということが書かれているのである。

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+KeiyaKanno
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