Subject:
詩篇39篇 待ち望むと空しい
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2004/06/29 11:52
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

待ち望むと空しい、黙ると言うことを探しました。

■詩篇62:10

圧制にたよるな。略奪にむなしい望みをかけるな。富がふえても、それに心を留める
な。

・悪者の空しい望みとは、富である。

■イザヤ書55:11

そのように、わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところに
帰っては来ない。必ず、わたしの望む事を成し遂げ、わたしの言い送った事を成功さ
せる。

・雨や雪が天から降って戻らないように、主の口から出ることばも空しい。しかし、
必ず、望むことを成し遂げられる。

■エレミヤ書14:22

異国のむなしい神々の中で、大雨を降らせる者がいるでしょうか。それとも、天が夕
立を降らせるでしょうか。私たちの神、主よ。それは、あなたではありませんか。私
たちはあなたを待ち望みます。あなたがこれらすべてをなさるからです。

・異国の空しい神々は天から雨を降らせることが出来ない。しかし、私の望みがある
あなたが天から雨を降らせる方です。私は主を待ち望む。

■エゼキエル書13:6

彼らはむなしい幻を見、まやかしの占いをして、『主の御告げ。』と言っている。主
が彼らを遣わされないのに。しかも、彼らはそのことが成就するのを待ち望んでい
る。

・彼らは空しい幻、占いを見て、主からの貢げと言っているが、主は彼らを遣わされ
ていない。しかし、彼らは空しいことが成就するように待ち望んでいる。

■詩篇62:1

私のたましいは黙って、ただ神を待ち望む。私の救いは神から来る。

・私が黙って神を待ち望むというのは、この詩篇には2回出てくる。

■詩篇62:5

私のたましいは黙って、ただ神を待ち望む。私の望みは神から来るからだ。

■詩篇38:13-15

しかし私には聞こえません。私は耳しいのよう。口を開かないおしのよう。

まことに私は、耳が聞こえず、口で言い争わない人のようです。

それは、主よ、私があなたを待ち望んでいるからです。わが神、主よ。あなたが答え
てくださいますように。

・15節の最初には「キー」がある。詩人は口を開かず、耳で聞かない。それは、彼が
主を待ち望んでいるからです。

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