Subject:
詩篇40篇が引用されている箇所のつながり
From:
+ShinyaKanno
Date:
2004/07/06 11:39
To:
saiwainet

+ちゃんくんです。

詩篇40篇が引用されている箇所を分析しました。

■ヘブル人への手紙10章5-7節(詩篇40篇6-8節)

この箇所の前後を見ると、その位置づけは面白い。
なぜなら、その箇所の後では信仰によっての話が来て、
その前の箇所はなんと、キリストのいけにえについての話をしている。
前とのつながりは「いけにえ」ということでわかるが、
しかし、後のつながりがわからない。

詩篇40篇にはいけにえは5分の4しか出てきていない。
穀物のささげもの、全焼のいけにえ、罪のためのいけにえ、和解のいけにえである。
ほんとは罪過のためのいけにえがあるはずである。
これは契也が三年前に質問に出していたことである。
ヘブルの方では5分の3で、穀物のささげものが出てこない。
どんどんいけにえについての名前がへっていく。

■詩篇70篇(詩篇40篇13bー17節)

詩篇70篇は13bからまるごと引用されている。
しかし、驚くことに、なんと、13節からではなく、13のbから引用されている。
前のみこころのところがどっかにおいてきぼりにされてしまった。

70篇は神よ。私をお救いくださいというテーマから始まっている。
また、70篇の前後を見てみるとしよう。
70篇の前の69篇は40篇みたいに望みはあるが、苦しんでいるという状態である
という詩篇である。

71篇の1-3節は31:1-3節に引用されている。
詩篇40篇に似ていて、なんとあなたの奇しいみわざを告げるというテーマがある。
この三つの詩篇は40篇にすごくにている。

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+審也@カンノファミリー
 mailto:shinya@kanno.com
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