Subject:
詩篇40篇 +カンノパパの構造
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2004/07/07 11:49
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇40篇の、+カンノパパの構造を説明します。

この詩篇はだいたい6つに分けることが出来る。まずは、このように分ける理由を説
明します。1-4は多分、誰が見ても一つにすると思います。そして、「ヴァ」と言う
接続詞があるのです。

5は話が変わっていてみわざについて語っている。6-8はヘブル書10:5-7に引用され
ているので一つと考えます。9-10は大会衆での賛美ということで一つにします。
11-13aにするのは、12節の最初にキーがあるということです。また、13b-17は、詩篇
70篇に引用されているからです。

1-4節
5節
6-8節
9-10節
11-13a節
13b-17節

この構造を考えるときに全部で三つのテーマ、キーワードがあります。一つは、主を
待ち望む、主に信頼すると言うことです。二つ目は穴からの救いと言うことです。三
つ目は、主を賛美する、主をあがめると言うことです。

A 1-4節 待望 私穴引 賛美 信頼
 B 5節 救い みわざは多い
  C 6-8節 信仰 義のいけにえ みこころ
   D 9-10節 賛美 大会衆での賛美
 B 11-13a節 救い あわれみを惜しまない
A 13b-17節 急救 敵恥 賛美 遅れ×

5節はみわざによる救いなので、救いと言うことになる。11-13aであわれみを惜しま
ないで下さいと言っているが、あわれみを多くして下さいと言っていることになる。
この詩篇ではみこころというのも大切なキーワードである。急いで救ってください、
遅れないで下さいというのは、待ち望んでいる者が言うことである。

1-4節 信 救 賛 信
5-13節 救 信 賛 救
14-17節 信 救 賛 信

このようにテーマは同じだが、順番が変わっている。

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