みーちゃんです。
詩篇40篇12節のクロスリファレンスを見ました。
■詩篇18篇:
詩篇40篇の12節には数えきれないほどのわざわいが、詩人を取り囲んでいるという言い方がでてきます。これを見た時に思い出すのは詩篇18篇です。詩篇18篇の中ではどのように、詩人が取り囲まれているのかという事が、とても細かく書かれています。詩篇40篇12節のクロスリファレンスに書かれている、詩篇18篇4、5節には死の綱が詩人を取り囲んでいるということです。
■詩篇116篇:
詩篇18篇にはわざわいが取り囲むという事で、死の綱が詩人を取り囲んでいましたが、同じ状態は詩篇116篇の3節にもでてきます。そして、詩篇18篇の5節にも出てくる「よみ」が詩人を襲っています。しかし、詩篇116篇のなかで詩篇40篇と違うのが、詩人がもう救われていて、「死の綱」ということによって、主が救ってくださったということをほめたたえているのです。
■詩篇38篇:
詩篇40篇の詩人には彼自身の咎からの苦しみも取り扱われています。詩人は咎が自分に追いついて、苦しい状態になっています。彼は、たとえとして髪の毛よりも多い咎であると言っています。この同じたとえは、詩篇60篇にもでてきます。詩篇40篇の前の詩篇38篇には、自分の咎が重くて、重荷のようであると言っていますが、この似たような言い方は、創世記の4章のカインの罪の話でも取り扱われています。カインは主にさばかれた時に、自分の咎が重すぎて担いきれないと訴えました。
--------------------------------------
:: Miwaza Kanno ::
miwaza@miwaza.com
http://miwaza.com
God be with you
:)
--------------------------------------