こんにちは。菅野みくにです。

詩篇41篇はあわれみの詩篇だったので、キリストのあわれみ深い働きについて説明を
書きました。

キリストのあわれみ深い働きは群衆、人々の病を癒されると言うことにおいて現れて
いる。キリストは群衆をご覧になり、あわれみを覚えられ、彼らの病を癒された。ま
た、群衆をあわれんでいろいろ教えられたという箇所もある。

人々は病を癒していただきたいとき、キリストに病をいやしてくださるように願って
いるときに、「ダビデの子よ。あわれんでください」という言い方をしたりする。

あるカナン人の女の人はキリストに息子の病をいやしてくださるように願うときに、
あわれんでくださいという。それは、マタイによる福音書15：22、マルコによる福音
書9：22に出てくる。

女の人の子供は、悪霊にとりつかれている。詩篇41：8にも似たような表現がある。
邪悪なものという言い方である。クロスリファレンスを見ると、邪悪なものはベリヤ
アルと言うヘブル語であることが分かる。

また、病を癒されることは、罪を赦されることでもある。それはマタイによる福音書
9章、ヤコブ書5章を見れば分かる。詩篇41：4でも、自分の犯した罪をいやしてくだ
さるように願い、自分の病をいやしてくださるように願う。

また、新約聖書の中に出てくるあわれみの箇所では、ヤコブ書５章１1-１６節が興味
深い箇所である。貴人の祈りによって、病が癒される。苦しみの時に祈れば、あわれ
みによって癒していただける。

見なさい。耐え忍んだ人たちは幸いであると、私たちは考えます。あなたがたは、ヨ
ブの忍耐のことを聞いています。また、主が彼になさったことの結末を見たのです。
主は慈愛に富み、あわれみに満ちておられる方だということです。

あなたがたのうちに苦しんでいる人がいますか。その人は祈りなさい。喜んでいる人
がいますか。その人は賛美しなさい。

信仰による祈りは、病む人を回復させます。主はその人を立たせてくださいます。ま
た、もしその人が罪を犯していたなら、その罪は赦されます。

ですから、あなたがたは、互いに罪を言い表わし、互いのために祈りなさい。いやさ
れるためです。義人の祈りは働くと、大きな力があります。　ヤコブ書5：
11,13,15,16

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