Subject:
前回考えた構造を参考に詩篇44篇の構造
From:
+ShinyaKanno
Date:
2004/07/27 21:13
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

+ちゃんくんです。

前回の構造を見て、もう一度構造を考えました。

■前回みんなで考えた詩篇44篇の構造

□大きく分けて

A 1-8節 神の力を忘れません
  B 9-16節 神は拒で忘れている
  B 17-22節 私たちは忘れない
A 23ー26節 恵みを忘れないで

□その構造を細かく見ると

1節 先祖への「いつも」みわざ
2-3節 敵を追う キー神の力
4節 私の王
5-7節 敵を追う キー神の力
8節 私はいつも誇る

9-12節 我々を拒む 敵に渡された
13-16節 笑い者にされている

17-19節 a私たちは忘れない bキー死にわたされた
20-22節 a神の名を忘れたなら bキーほふられる羊とされた

23節 起きて 拒まない
24-25節 忘れているのか キー私たちは倒れてる
26節 立ち上がって恵みのゆえに

■この構造を参考にしてちゃんくんが考えた構造

□構造を見るときに見なければならない色塗り

御手、右の手、私たちの手(2節、3節、20節)
御顔、私の顔(3節、15節、24節)
御名、神の名(5節、8節、20節)
はずかしめ、恥(7節、15節×2)
拒み、拒まないで(9節、23節)
羊(11節、22節)
一日中(15節、22節)
おおった(15節、19節)
忘れない、忘れるのか(17節、20節、24節)

□大きくわけて考えた構造

A 1-8節 私はあなたのみわざを忘れませんでした
  B 9-16節 しかし、あなたは私のことを忘れた
A 17-22節 私はあなたの御名を忘れませんでした
  B 23-26節 だから、あなたも私たちを忘れないでください

この構造は大きくわけて4つにわかれている。
また、この構造は神様は忘れた、しかし、私は忘れないのテーマで見ることができる。
前もこのようにあわれみのテーマで見ることのできた構造もあった。
すべては忘れた、忘れない、覚える、覚えないのテーマで動いている。

また、この構造を細かくみると、17-22節の段落がおもしろい。
17-22節の中はABABになって、キアスマスになっている。
これは前回の人たちも気がついていた。

あと、ひつだけこのように構造を考えたときに質問がでる。
それは、15節の一日中はずかしめ、私の顔は恥でおおわれている。
あと、19節の死の陰で私たちはおおわれている。
22節の一日中殺されているそこのつながりがいまいちである。

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+審也@カンノファミリー
 mailto:shinya@kanno.com
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