みーちゃんです。
”忘れない”を申命記の中で見ました。
■申命記4章9節:
ここは、イスラエルのリーダーが民に対して、自分たちが見た事を忘れずに、自分たちの子孫に伝えなさいと言っているところです。これは、詩篇44篇で実現されています。44篇の最初のところで、詩人は先祖たちに伝えられた、民への神様の救いを信じている事がわかります。この先祖たちの言った事とは、彼らが敵と戦った時に、彼ら自身の力ではなくて、神様の力で勝ったというところです。
■申命記4章23節:
ここでは、神様の契約を忘れないようにと、言っています。ここは、神様のみを信じて偶像をつくらないように、という話です。この教えは、申命記4章9節とおなじ話の続きです。神様の契約についてのはなしは、詩篇44篇にもでてきます。そこでは、17節のところです。ここは、申命記4章23節の適用のような箇所です。詩人は、そうと苦しい状況に置かれていますが、そのような状態にあっても、契約を忘れてはいません。おなじ、契約を忘れないという話は、申命記4章31節にもでてきています。
■申命記6章12節:
ここは、出エジプトの神様のみわざを忘れないように、という命令の箇所です。この神様のみわざこそ、詩篇44篇の最初で言われている、先祖たちが語ってくれた事のような話です。出エジプト記のみわざを、子孫たちに語りつげなさいと言う命令は、モーセ五書の中で何回もでてくる話です。どのように、子孫に伝えるべきなのかは、申命記6章20節からのところに、詳しく出てきています。
■申命記8章11節:
申命記8章11節からのところでは、三回も”主を忘れる”という話が出てきます。11節は、主を忘れる事がないようにという命令です。これは、どのような状態にいても適用されなければいけない事は、詩篇44篇でも分かる通りです。それは、詩篇44篇17節にかかれています。苦しい時にこそ、神様を忘れてはいけません。詩篇44篇の苦しい状態とは、詩人は主を忘れていないのに、神様が詩人を忘れているかのようである、という事です。
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