Subject: 詩篇45篇 研究のための下ごしらえ(ケイヤ) |
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Date: 2004/08/02 10:49 |
To: <saiwainet@yahoogroups.jp> |
こんにちは、+KeiyaKannoです。
●構造
1 導入: 私は王にすばらしい言葉を語る
2-9 王について
2 王の言葉
3-5 王の敵に対する勝利
6-7 王の義なるさばき
8 王の着物と音楽
9 王の妻
10-12 王妃について
10-11 父の家を忘れ、王に仕えよ
12 ツロの娘が来る
13-15 王の娘について
13 美しくい
14-15 王の宮殿に行く
16 王の息子について
17 結論: 王の名を全世界に覚えさせる
●問い
・この詩篇の位置付けはどうなっているのか?
●気が付いたこと
・この詩篇で詩人が歌っている対象をイスラエルの王たちの中で考えるなら、ソロモ
ンであると思う。同時にこれは人間の王ではなく、主を賛美する歌である。主は私た
ちの王だからである。
・この詩篇は雅歌に似ているテーマがでてくるが、書いている人は違う。この詩篇は
詩人によって王と王妃、彼らの娘、息子たちのために書かれたが、雅歌は王が自分の
妻のために書いているのである。
・George Frideric Handelは詩篇45:1, 9, イザヤ書49:23をまとめて"My Heart is
Inditing"という曲を作曲した。またWedding Anthem for Princess Annという曲の中
でも詩篇45篇を歌詞にしているようである。Handelの他にHenry Purcellという作曲
家もこの詩篇を歌詞にした曲を作曲している。彼はイギリス人で17世紀の後半に生き
ていたオルガン奏者であり、作曲家である。彼はこの曲をジェームズ2世の戴冠式の
ために作曲した。彼は1a, 9b, 14-15, 10, 16節を詞として採用している。
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