Subject:
詩篇45篇 王の武装
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2004/08/05 12:10
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇45篇の3-7節は、王が武装している武具について書かれていたので、それに似て
るようなことが書かれているエペソ6章を見ました。

■詩篇45篇での王の武装:

・剣を腰に帯びる
・尊厳と威光を腰に帯びる
・真理
・柔和
・義
・鋭い矢
・王国の杖は公正の杖
・義を愛し、悪を憎む

■エペソ6章に出てくる神の武具:

・腰には真理の帯を締める
・胸には正義の胸当てをつける
・足には平和の福音の備えをはく
・信仰の大盾
・救いのかぶとをかぶる
・御霊の与える剣を受け取る

このように、結構似ているところはたくさんある。真理、義、平和(柔和)などは両
方に出てくる武具である。また、剣も御霊から与えられるものである。両方に出てこ
ないのは、信仰の大盾の話し、救いのかぶとの話である。

直接は救いのかぶとではないが、エペソ6章での神の武具は救いのかぶと、詩篇45篇
で頭にかぶるものは、王に与えられる王冠である。

エペソ6章にあるクロスリファレンスを見ると、イザヤ書11章が出てくる。イザヤ書
11章を見ると、メサイヤについての預言が書かれている。その中に、正義を持って裁
き、公正をもって判決を下し、むちで国を打つと書いてある。また、正義が腰の帯と
なり、真実が同の帯となるといっている。

詩篇45篇の6-7節はメサイヤ、御子のことを言っている。それは、6-7節が引用されて
いるヘブル人への手紙1:8-9を見れば分かる。

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