いのちのことば社 新聖書講解シリーズ 詩篇47篇 富井悠夫著
菅野みくにです。
1節-2節を見ました。
■参考とした文献:
いのちのことば社 新聖書講解シリーズ 詩篇47篇 富井悠夫著
■題:
全地の王
■概説:
この詩篇は46編の広がり・発展である。そして48篇につながっている。
シオンに住まいを決めた神はアッシリヤを負けさせたことから全世界の王であると言える。
そこで、諸国はこの神に従うように命じられる。
5節の「上って行かれた」とイザヤ31:4の「下って来て」、48:2の「シオンの山は大王の都」などから3つの詩篇のつながりを見る
この詩篇は、5節から、キリストが天に昇ったときの記念の詩篇とされる。
また、アブラハム契約の成就という点で、1人の王、一つの群れの実現はイエスによって進められると言える。
■構造:
1-4節 大王賛美への呼びかけ
5-7節 全知の王への賛美
8-10節 全知の王の主権と統治
■講解:
1節の「国々の民」と言う言い方は39篇にも出てくる。
「手をたたく」というのは王座につく王を喜びを持って迎える様子を表す。
「神に叫べ」とは「万歳」と言って歓迎することである。
2節の「まことに」とは「なぜなら」である。
「いと高き方主」とは創世記14:19メルキゼデクの言葉と同じ。
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