Subject:
詩篇48篇 後の時代に語り伝える
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2004/09/01 7:45
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇48篇の8節には、「聞いた通りをそのまま見た」ということばがあります。それ
は、その人が昔先祖たちから聞いた神様のみわざだと思います。それを、詩篇48篇の
人は、主の都で見ています。

また、14節を見ると、「この方こそまさしく神。世々限りなくわれらの神である」と
いう告白があります。14節の最初には、キーがあって、13節の最後につながっている
ようです。13節の最後は、「後の時代に語り伝える」ということです。この人が「主
こそ神である」と言うことを、後の時代に語り伝えることになります。

それで、「後の時代に語り伝える」ということや、「聞いた通りをそのまま見た」と
いう箇所を探してみました。

■詩篇78:5-8

主はヤコブのうちにさとしを置き、みおしえをイスラエルのうちに定め、私たちの先
祖たちに命じて、これをその子らに教えるようにされた。

後の世代の者、生まれてくる子らが、これを知り、彼らが興り、これをその子らにま
た語り告げるため、

彼らが神に信頼し、神のみわざを忘れず、その仰せを守るためである。

また先祖たちのように、彼らが、かたくなで、逆らう世代の者、心定まらず、たまし
いが神に忠実でない世代の者とならないためである。

*ここで、神様が御教えをイスラエルのために定められたのは、後の世代のものがそ
の子らに語りつげるため、主のみわざを忘れず、命令を守るためであるといってい
る。

■詩篇102:18

次のことが、後の時代のために書きしるされ、新しく造られる民が主を賛美しますよ
うに。

*この詩篇はダビデが嘆いているときに書いた詩篇だと思われている。彼は12-17節
で、神様がとこしえに御座についておられ、王たちをさばかれるというようなことが
書かれています。そのことが書きしるされ、次の世代が読んだときに、主を賛美する
ことになる。

■詩篇22:28-31

まことに、王権は主のもの。主は、国々を統べ治めておられる。

地の裕福な者もみな、食べて、伏し拝み、ちりに下る者もみな、主の御前に、ひれ伏
す。おのれのいのちを保つことのできない人も。

子孫たちも主に仕え、主のことが、次の世代に語り告げられよう。

彼らは来て、主のなされた義を、生まれてくる民に告げ知らせよう。

*主は王であり、国々を治めておられる。子孫たちも主に仕え、主のことは次の世代
に語り伝えられる。彼らも主の義を新しく生まれてくる民に告げ知らせる。

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