Subject: 詩篇48篇 構造(ケイヤ) |
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Date: 2004/09/01 12:33 |
To: <saiwainet@yahoogroups.jp> |
こんにちは、+KeiyaKannoです。
この詩篇に題を付けるなら、何度も繰り返されている「神の都」ということになる。
それでこのテーマを中心に構造を考えました。
今日、内容を見ながら考えると次のようなまとまりと題になった。
1-2
1 主を賛美
2 都を賛美
3-7
3 神はやぐら
4-7 国々がさばかれた
8
9-11
9-10a 恵みは宮に、誉れは全地に
10b-11 義のさばきを喜ぶ
12-14
12-13 都を測る
14 神はわれらの神
これを元に構造を考えると次のようになる。
A 1-2 主が賛美され、都も賛美される
B 3-7 やぐらである神のさばき
X 8 都で神について聞いた
B 9-11 さばきを賛美
A 12-14 やぐらを数えよ、なぜなら、われらの神
Aでは主と都の関係が書かれている。1-2では都が賛美されるに相応しく、麗しいのは
そこに住んでおられる神が賛美されるべきお方であり、偉大な、大いなる神だからで
あるということが言われている。最後の12-14では主が永遠にわれらの神であるとい
うことを後の時代に語るために都を測れということが言われている。このよう都を測
ることによって神が偉大であるということが分かるのである。
次にBでは神がさばきをなされるお方であるということが強調されている。まず3-7で
やぐらなる神は敵に対してさばきをなし、彼らを徹底的にさばかれるということが言
われている。反対に9-11では神のさばきを見た者たちについて書かれている。神の義
のさばきを見た者たちは主を賛美するのである。この箇所には神と敵との関係が書か
れているということで神と都の関係について書かれていたAとのつながっている。ま
たAで言われている神の偉大さがBにあるご自分の義、さばきによって表されていると
いう関係も考えられる。
中心の8節では私たちが神について聞いたことを見たということが言われている。そ
の聞いたこととはAとBに書かれている神の偉大さとさばきである。このことが最も良
く表れている場所は都である。それでこのように何度も神の都について書かれている
のである。
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