Subject:
詩篇49篇 研究のための下ごしらえ(ケイヤ)
From:
Date:
2004/09/06 10:51
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは、+KeiyaKannoです。

●構造

1-4 私の言葉を聞け

A 5-6 私は富んでいる者を恐れない

    B 7-8 いくら富んでいてもたましいは贖えない

        C 9-11 財産がたくさあっても無になり、死ぬ

            D 12 人は獣のように滅びるということは悪者の決まった道

        C 13-14 悪者が死んでよみに行くことは定められている

    B 15 神は私たちを贖われる

        C 16-19 死んだら富はなくなる

            D 20 悟りがないなら獣のように滅びる

●構造の説明

1-4は明らかにこの詩篇の導入の部分であり、モーセの言葉などにもこのような言い
方がある。

5-20にこの詩篇のテーマはあるが、中心は12節と20節であり、特に20節が中心とな
る。詩人は悪者が富んでも恐れないのはなぜなのかを説明していると同時に、悪者に
栄光があっても悟りがないので、獣と同じであるということが言われている。この悟
りとは神を知るということである。

●気が付いたこと


・この詩篇から私たちは富だけ持っていてもむなしく、死んだらすべては終わりであ
るということをしることができる。


・1-4はモーセなどが語る前に導入として言った言葉を思い出す。

・この詩篇で教えられていることの中心は繰り返し出てくる12節と20節である。

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