Subject:
伝道者の書との比較(こう)
From:
"Koh Aoki" <koh@arkios.co.jp>
Date:
2004/09/07 12:53
To:
"saiwainet" <saiwainet@yahoogroups.jp>

こうです。詩篇49篇と伝道者の書を比較しました。

●私は語る

伝道者の書1:1に「伝道者の言葉」とある。
詩篇49:3には「私の口は知恵を語り、私の心は英知を告げる。」とある。

●空の空

伝道者の書では「空の空」は全体のテーマである。
詩篇49篇でも「人のむなしさ」が一つの大きなテーマとなっている。

●人の苦労

伝道者の書2:11節で「自分の苦労はむなしい」とある。
詩篇49:10-20節のなかでも人が苦労して蓄えた富はむなしいということが書
かれている。

●後継者への財産

伝道者の書2:18節で「労苦は後継者のために残る」とある。
詩篇49:10節にも「財産は他人に残される」と書いてある。

●生きている間の楽しみ

伝道者の書3:12節で「人は生きている間に楽しむほか何もよいことがない」とあ
る。
詩篇49:18節でも「生きている間じぶんを祝福できる」と書かれている。

●人は獣に等しい

伝道者の書3:18節で「人は獣にすぎない」とある。
詩篇49:12・20節でも「人は滅びうせる獣に等しい」と書かれている。

●よみに定められている

伝道者の書9:3節で「皆死人のところへ行く」とある。
詩篇49:14節にも「皆よみに定められている」とある。

以上です。


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Koh Aoki
koh@arkios.co.jp
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